お知らせ:新規Webメディア公開

暫定的に当ブログで始めていた「世界の選挙情報〜World Election Now!」のウェブサイトの設定が完了して公開しました。

いきなりアブハジアとツバル、という馴染みのないところからスタートしましたが、それぞれなかなか熱い選挙結果になっています。この後アップする選挙結果記事もお楽しみに!

2019年9月9日施行 ツバル国会議員選挙

基本情報

国名:ツバル

国旗

 

場所

 

人口:11,192人(2017年)

議会:1院制 定数15 任期4年

選挙情報

ツバルに政党はなく、すべての議員が無所属ですが、大きく体制派と反体制派に別れているようです。

選挙区はフナフティ島(定数2)、ナヌメア島(定数2)、ナヌマンガ島(定数2)、ニウタオ島・ニウラキタ島(定数2)、ヌイ環礁(定数2)、ヌクフェタウ環礁(定数2)、ヴァイツプ島(定数2)、ヌクラエラエ環礁(定数1)の8つに分かれていて、現職は体制派が12、反体制派が3という構成になっています。

現首相のエネレ・ソポアガ氏はヌクフェタウ環礁から選出されています。

以前は政権が安定せず、2000年から2010年の間に8人の首相が誕生しましたが、2013年にソポアガ氏が就任して以降、安定政権が実現しています。

 

ソポアガ首相

出典:Pacific Islands Report

 

国家の経済はツバル信託基金の運用益と、トップレベルドメイン「.tv」の使用権収入に依存していて厳しい状況にあります。

                                 

政府の公式サイトもなく、情報収拾が非常に難しい選挙です。

詳細がお分かりなかたがいらっしゃいましたら是非ご教示ください。

info@world-senkyo.com

 

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/tuvalu/data.html

http://archive.ipu.org/parline-e/reports/2327_E.htm

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/kuni/10_databook/pdfs/07-05.pdf

https://en.wikipedia.org/wiki/Parliament_of_Tuvalu

2019年9月8日実施 アブハジア共和国大統領選挙(決選投票)

今週ある世界の選挙を解説し、投開票後に結果をお伝えする「世界の選挙情報〜World Election Now!」というサイトを立ち上げます。独自ドメインも既に取得して、どうにか早くお披露目したいと思っているんですが、これがどうにもうまくいきません。

もう少し調整に時間がかかりそうなのですが、選挙は待ってくれない。

コンテンツはできあがってしまった。

 

ということで、とりあえずパイロット版ということでこちらのブログで最初の2つをお披露目したいと思います。

最初は明日投開票が行われるアブハジア大統領選挙について。

 

基本情報

国名:アブハジア共和国

出典:Wikipedia

 

場所

人口:24万3206人(2015年推計)

大統領の任期:5年

大統領選挙は35歳から65歳に立候補者が限定されている。

 

選挙情報

アブハジアジョージアの西に位置する事実上の独立国家。

ジョージアを含め国際社会の多くは独立を認めていませんが、ロシアを含めいくつかの国家が承認しています。

今回の選挙について、ジョージアサロメ・ズラビシュヴィリ大統領はツイッターで「茶番 (sham) であり主権侵害だ」とコメントしています。

 

この大統領選挙、最初の投票は7月21日に予定されていましたが、現職に対する有力な対抗馬であった反政府勢力のリーダー、アスラン・ブジャニヤ(Aslan Bzhania)氏がロシアで毒を盛られて、入院することとなったため、ブジャニヤ氏の支持者の要求に応えて8月25日に最初の投票を延期しました。

 

ロシアで毒を盛られたブジャニヤ氏

出典:JAM NEWS 

 

ロシア政府は元KGBのスパイで現職のラウリ・ハジムバ(Raul Khajimba)氏を支持する立場にあるため、この一連の動きは国際社会から疑惑の目を向けられています。が、現在のところロシア政府はこの選挙についてはいずれの候補も対ロ関係を重視しているため、静観しているようです。

 

現職のラウリ大統領

出典:INTREPRESS NEWS 

 

選挙は2回投票制が取られ、最初の投票で50%以上の得票者がいない場合、上位2名で決選投票が行われます。

8月に行われた最初の投票では、現職で2期目を目指すラウリ氏がトップの20,544票(得票率23.85%)、二番手は野党第一党Amtsakhara(退役軍人党)の代表で首都スフミ市の元助役の、Alkhas Kvitsinia氏で18,992票(21.97%)。決選投票はこの2人で争われます。

 

対抗馬のAlkhas氏

出典:JAM NEWS 

 アブハジアでは出口調査は行われておらず、情勢については開票まで見通せないようです。

 

参考リンク

https://en.wikipedia.org/wiki/2019_Abkhazian_presidential_election

https://jam-news.net/the-poisoning-of-the-abkhaz-opposition-leader-did-or-didnt-it-happen/

https://jam-news.net/%D0%BD%D0%B0-%D0%BF%D1%80%D0%B5%D0%B7%D0%B8%D0%B4%D0%B5%D0%BD%D1%82%D1%81%D0%BA%D0%B8%D1%85-%D0%B2%D1%8B%D0%B1%D0%BE%D1%80%D0%B0%D1%85-%D0%B2-%D0%B0%D0%B1%D1%85%D0%B0%D0%B7%D0%B8%D0%B8-%D0%B1%D1%83/

https://dfwatch.net/breakaway-abkhazia-voting-for-new-de-facto-president-sunday-53761

 

「世界の選挙情報」では、この選挙の開票後のレポートも掲載予定です。

連続インタビュー企画『#だから私は選挙に行かない』:ケース4〜Megumiさんの場合

#だから私は選挙に行かない

 

前口上

ケース1

ケース2

ケース3

 

ケース4

20代前半/女性/中部

Megumiさん(仮名)

 

ー 今回選挙に行かなかった理由を教えてください。

Megumiさん:2つあります。1番の大きな理由は面倒だったからです。私は住民票を移しておらず、進学先から実家までは5時間以上かかるので、投票は大変だと判断しました。また不在者投票に関しては主な手続きが郵送なので煩わしい*1と思い、しませんでした。

2つ目の理由は両親が選挙に行かないことです。両親は40代後半ですが全く政治に興味がなく、テレビで選挙関連の放送があるとチャンネルを変えます。なので私はSNSが普及したり、友達との間で選挙が話題にあがったりするまで選挙に馴染みがなく、どこか遠い国の出来事くらいの感覚でした。

 

ー 選挙があったこと自体を知ったのはいつ頃ですか?

Megumiさん:詳しくは覚えてませんが期日前投票をしている頃には知っていました。

 

ー 自分が住んでいる選挙区から立候補していた人の政策をチェックしましたか?

Megumiさん:いいえ

 

ー 自分の生活と政治が関係している、という感覚(例えば税金や今後の就職など)を覚えることはなかったですか?

Megumiさん:消費税に関しては生活とリンクしている実感がありましたが、それ以外はピンとこなかったです。

 

ー 選挙に行かなかったことを自分自身でどうとらえていますか?

Megumiさん:行かなかったことに関しては後ろめたい気持ちはありつつも住民票を移さない限り、次回も行かないと思います。

 

ー 後ろめたく思うのはなぜでしょう

Megumiさん:政権が変わらなかったこと、(私は自民党の政策に反対だったので)そして、友達に選挙に行かなかったと言ったら引かれたのが後ろめたく思う理由です。だけど、住民票に関する手続きを話すと、今回選挙に行った友達も行かないだろうと話していたので、罪悪感が薄れたという気持ちもあります。

ですので、「どちらかといえば行きたかったし行くべきだったが仕方ない。住民票を移し次第行く」というのが私の本音です。

 

〜ケース4 以上

 

写真は本文とは関係ない、 いつかの深夜の買い物。

f:id:ichiro-jeffrey:20190901172359j:plain






*1:不在者投票に関しては住民票のある市区町村に確認をしてみてください。渋谷区の場合https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kusei/senkyo/20190721sangiin.html#FUZAI

連続インタビュー企画『#だから私は選挙に行かない』:ケース3〜Takashiさんの場合

#だから私は選挙に行かない

 

前口上

ケース1

ケース2

 

ケース3

30代前半/男性/近畿

Takashiさん(仮名)

 

ー 選挙権を得てから今までどれくらいの割合で投票に行っていますか?

Takashiさん:0です!一度も行った事はございません。

 

ー 毎回、行くことを検討しつつも行かないことに決めたのですか?それとも行かないことに決めていたのですか?

Takashiさん:前回までは関心はあるものの行く気がなく、今回は行こうとかなり思ったのに結局行けませんでした。しかし、行こうと本当に思えば行けたはずで、自分の中のあとひと押しが足りませんでした。

 

ー 今回は行こうと思ったのはなぜですか?

Takashiさん:いくつか理由がございまして、

・自分が思う、しっかり勉強している真面目に考えている友人が「どこに入れます?」と聞いてこられた事で、行かないことに後ろめたさを感じていた自分も調べて行こうかと考えたこと。

ツイッターなどで知人、友人、知らない方まで、政権批判や、意見を言いあって対立をしているのを見て、当事者感のようなものが芽生えてきたこと。

・韓国が嫌いになり(情報に振り回されているかもしれない自覚はある)政治にさらに関心を持ったこと、です。

ー 友人の方やインターネットの情報で意識を持つようになった、ということですね。
ご自身の普段の生活が政治とつながっている、という感覚はあまりないですか?

Takashiさん:実は、自分の普段の生活が政治と繋がっている実感が、ほぼ全くありません。

税金は上がるのですが、それでも「大いに不満だが仕方ない流れか。みんな一緒にして上がるんだし、仕方ない」のような感覚を持っているようです。

 

ー 今回、投票に行くかどうかを検討するにあたって、各候補者の演説を聞きましたか?また、候補者の政策をチェックしましたか?

Takashiさん:いえ、気になったといいながらも、チェックしなかったのです。

地域の方の演説や政策をチェックしませんでした。

理由は、ツイッターライブドアニュースなどでよく見る目立つ人にのみ注目して、地元の人が所詮末端じゃないかのような感覚を持ってしまっているのも理由になりそうです。

そんな末端の人を調べるより、目立つ人を見て、憤ったり、うわっと思ったりする方が刺激的だから、地域の人を調べるのが後になったのだと思います。

実際は地域の政治家の意見を調べていないので、もはや調べ方すら調べなかったとも言えます。

 

 

〜ケース3 以上

 

写真は本文とは関係ない、今日新宿で見かけたスローガン

f:id:ichiro-jeffrey:20190825184952j:plain

 





連続インタビュー企画『#だから私は選挙に行かない』:ケース2〜Sakikoさんの場合


#だから私は選挙に行かない

 

前口上

ケース1

 

ケース2

20代後半/女性/東海

Sakikoさん(仮名)

 

ー 選挙権を得てから今までどれくらいの割合で投票に行っていますか?

Sakikoさん:今まで1回も行っていません。

 

ー 今回選挙があったことはいつ頃知りましたか?

Sakikoさん:投票日の2日前にハガキを見て知りました

 

ー そもそも選挙に行こうという発想すらなかった感じですか?
家族で選挙の話をしたりすることもなかったですか?

Sakikoさん:ハガキを見て行ってみようかなーという思いもよぎりましたが、過激な選挙活動やその支持者様達の過激な発言ばかりがニュースやSNSで目にいてうんざりしていたので、行きませんでした。

ー 過激な発言というと具体的にどんなものが気になりましたか?

Sakikoさん:具体的·····といわれると難しいですが
阿部政権への批判的意見を長々と書き連ねたり·····
同調しない人たちを遠回しに批難したり·····

わたしには誰が悪いとか
悪くないとかわかりませんし、
表面的には悪く見えても一般人にはわからないような複雑な事情が絡んでいるのかも·····
とか考えてしまうと·····
そんなに過激にならなくても·····
と思ってしまいます。

 

ー 批判そのものよりも、その過激さが選挙から遠ざけた、というわけですね。
普段生活していて政治のことを考える機会はないですか?

Sakikoさん:政治のことは演説等を街で見かけた時に少し考えることもあります。
若い世代が選挙に行けばいつもとは違う政党が当選し、良くも悪くも新しい政治の流れになるのも面白いなと思います。

 

ー 家族や友人と選挙に行ったとか行かなかったという話はしなかったですか??

Sakikoさん:創価学会の友人からは電話は来ますが💧家族ではそのような話をすることはないです。

 

ー 選挙に行かなかったことを今はどうとらえていますか?「後悔している」「手続きが大変なのだから仕方ない」など、色々な気持ちをお持ちかと思います。次の選挙をどうするかなども含めて聞かせてください。

Sakikoさん:行こうという気持ちもわかなかったので後悔もないです。

しかし今回の選挙ですごく面白いなと思った事がありました。

いま若い世代に流行しているタピオカのお店の一部が投票しましたっていう半券?とかなのでしょうか。を持ってきたら割引します!という取り組みを行っていて、これなら若い世代の人達も投票行くかー!と興味を持つキッカケになるのではないかなーと感心しました。

 

参考

 

このような取り組みがもっと多方面で行われれば、せっかく投票するのだから
色々調べて投票してみようと今後私も思うと思います。

 

それに、若い世代方たちが特に何も考えず適当に投票しても良かれ悪かれいつもと違う選挙の流れになったり、良くも悪くも状況が変わったりすれば、それをみてもっと考えて調べて投票しようみたいな流れが出来たらいいなと思いました。

 

ー 選挙割はTapistaの他に、ラーメンの一風堂が結構前からやってますね。ああいった取り組みが若い世代に刺さっていることや感心がなかった方がだんだんと興味を持っていく様子がリアルに伝わりました。どうもありがとうございます。

Sakikoさん:お話聞いていただきありがとうございます。このような機会があったため先程友達会った時、選挙の話をしてきました。次の投票は行ってみようと思いました。

 

 

〜ケース2 以上

 

写真は本文とは関係ない半額の寿司

f:id:ichiro-jeffrey:20190824183337j:plain





連続インタビュー企画『#だから私は選挙に行かない』:ケース1〜Kaoriさんの場合

#だから私は選挙に行かない

 

ケース1

30代前半/女性/近畿

Kaoriさん(仮名)

 

ー 選挙権を得てから今までどれくらいの割合で投票に行っていますか?

Kaoriさん:選挙権を得てから5年程前までは選挙があるたびに毎回行っていました。
5年程前から今まで1回も行っていません。

 

ー 行かなくなったきっかけは?

Kaoriさん:私はうつ病患者で、精神障害者です。
20歳で発症したので選挙権を得た時と同時期にはもう病気でした。
5年程前から行かなくなったのは、投票所にいる事務員の方の視線が気になったり、文字が上手く書けなかったらどうしようという不安、投票手順を間違えたらどうしようという不安が強くなってしまい、投票に行く事が困難になりました。
また、病気のせいで体力も無いので投票所に歩いて行くのが辛いというのも理由の一つです。

 

ー 体や気持ちの都合で行けないけれど、投票に行きたい、という気持ちは持っているのですか?

Kaoriさん:この5年程は「どうせ選挙に行けないのだから」と政治に無関心でした。ニュースを見ると精神的に辛いことも多いので、余計に政治のことを考えなくなっていました。
けれど、前回の選挙ではツイッターを通して友人達の間でも選挙の話題が多く出ていて、私も選挙権があるなら選挙に行ったほうがいい、行きたいと強く思っていました。
でも結局投票には行けなかったので、情けない気持ちになりました。

ー 今回の選挙にあたってご自身の選挙区の候補者や比例の候補者の情報収集はしましたか?

Kaoriさん:いえ、実は選挙に行きたいとは思ったものの、どうせ行けないのだからとなかばふてくされてほとんど情報収集はしていませんでした。

あと、これはお恥ずかしい話なんですが、私はいじめられて中学生の時不登校だったので、公民の勉強をしていません。実は参議院衆議院の違いもわかっていません。政治に関心が無いわけではないのですが、よくわからない事が多いんです。
なので、今回の選挙をきっかけに、政治のことを勉強しようと思い、中学生向けの公民の参考書を買いました。

 

ー 知りたい、という思いと体がついてかないからどうせ、という思いのはざまにいたんですね。
ツイッターで友人の方々の話はどんな議論を交わしていたのですか?

Kaoriさん:そうですね、後輩の女性が特に今の政治に危機感を持って、選挙に関するネットの記事をツイートで紹介したりしてくれていました。話題に上がるのは年金や子育てに対する政策が多かったように思います。

 

ー 政治と自分自身の生活が連続している、あるいは関わりがある、と実感することはありますか?

Kaoriさん:はい。やはり私たちが実際に年金をもらう年齢になった時にいくらもらえるのだろうという不安があったり、子供を授かった場合にどのようなサポートが欲しいだろうと考えることがあるので、私たちの生活に政治が関わりがあるという実感はあると思います。

 

ー 差し支えなければ教えていただきたいのですが、今はお仕事なさってるのですか?

Kaoriさん:私は既婚で、仕事はしていません。夫の収入と、私の障害年金で生活しています。

 

ー ご家族がいらっしゃるからこそ、より政治のことを考えるきっかけが増えたのでしょうか。

Kaoriさん:そうかもしれません。夫とも誰に投票するかという話も少ししていました。

 

ー 逆にいうと、配偶者の方とも政治的な議論を時間をとってすることはあまりなかったのですね。

Kaoriさん:そうですね。夫からはそういう話をふられることもあったのですが、私が情報収集していなかったため話がはずむこともなかったです。

 

〜ケース1 以上

 

写真は本文とは関係ないはたらくくるまとはたらくひと

f:id:ichiro-jeffrey:20190822203410j:plain