トランプ・バイデンだけじゃない!アメリカ大統領選挙"第3の候補者"紹介⑥
共和党のトランプ氏、民主党のバイデン氏以外にもたくさんいるけど、日本のメディアではなかなか紹介されないアメリカ大統領候補者について紹介してゆくシリーズの第6回。だんだんと情報収集が難しい候補者が増えてきます。
ホーウィー・ホーキンス(アメリカ緑の党)
グロリア・ラ・リヴァ(社会主義解放党)
ロッキー・デ・ラ・フエンテ(同盟党)
ドン・ブランケンシップ(立憲党)
ブロック・ピアース(無所属)
ブライアン・キャロル(アメリカ連帯党)
ビル・ハモンズ(アメリカ統一党)
フィル・コリンズ(禁酒党)
ダリオ・ハンター(進歩党)
ジェイド・シモンズ(ビカミング・ワン・ネイション)
ジョー・マクヒュー(無所属)
ブレイク・ヒューバー(Blake Huber)70歳
認定投票党(Approval Voting Party)
ブレイク・ヒューバー氏 認定投票党公式サイトより
認定投票党はその名の通り、認定投票の実施を求めるシングルイシュー政党です。小選挙区制では、当選者が1人しかいない選挙区で、有権者は候補者の中から1人を選んで投票するわけですが、その場合主張や支持層が重なる候補者が複数名立候補してしまうと、いわゆる「票の食いあい」が起こってしまいます。
これを解消する案が「認定投票」です。
Wikipedia【認定投票】
同党は2016年の大統領選挙にも候補者を擁立しており、ヒューバー氏は副大統領候補でした。ヒューバー氏は2018年のコロラド州長官選挙にも認定投票党から立候補している他、17歳から政治活動に関わっています。
カイル・ケンリー・コピッケ(Kyle Kenley Kopitke)
独立アメリカ党(Independent American Party)
コピッケ氏キャンペーンサイトより
コピッケ氏は息子がMMRワクチン接種直後に自閉症になってしまった経験を受け、反ワクチン論を展開しています。Facebookはコピッケ氏のWebsiteをシェアできなくしている、と主張しており、その理由について世界政府の樹立、新世界秩序の確立など言ってはいけないことを主張しているからだ、と述べています。
Twitterで筆者ををフォーバックした唯一の候補者でもあります。
マーク・チャールズ(Mark Charles)
無所属
チャールズ氏公式Facebookより
チャールズ氏はアメリカ先住民ナバホ族の父とオランダ系アメリカ人の母の間に生まれた、活動家で、キリスト教の牧師でもありました。先住民の権利に関する著作も多くあります。チャールズ氏2009年にオバマ大統領によって署名されたアメリカ先住民に対する謝罪文が、公に発表されたり、読み上げられることがなかったことに対する抗議として、2012年にホワイトハウスの前で謝罪文を公開朗読する集会などの活動をおこなっています。
今回の選挙では合衆国憲法に書かれている「各州の人口 は、年期を定めて労務に服する者を含み、かつ、納税義務のないインディアンを除いた自由人の総数に、 自由人以外のすべての者の数の5 分の3 を加えたものとする。」とされている第2条について、奴隷制を前提としている「自由人(free Persons)」を単に「人(Persons)」に書き換え、先住民差別となっている「かつ」以降を削除すること、また大統領を代名詞[He]で受けることは性差別的であるとして[They]に書き換えることなどを提案しています。
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その他の候補者は全部で33人。全員をこちらで紹介していきます。
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