トランプ・バイデンだけじゃない!アメリカ大統領選挙"第3の候補者"紹介⑧

共和党のトランプ氏、民主党のバイデン氏以外にもたくさんいるけど、日本のメディアではなかなか紹介されないアメリカ大統領候補者について紹介してゆくシリーズの第8回。アメリカの選挙マニアが書いた記事を読みあさっています。

 

第1回

ジョー・ヨルゲンセン(リバタリアン党)

ホーウィー・ホーキンス(アメリカ緑の党)

グロリア・ラ・リヴァ(社会主義解放党)

 

第2回

ロッキー・デ・ラ・フエンテ(同盟党)

ドン・ブランケンシップ(立憲党)

ブロック・ピアース(無所属)

 

第3回

カニエ・ウエスト(無所属)

ブライアン・キャロル(アメリカ連帯党)

アリソン・ケネディ(社会主義労働者党)

 

第4回

ビル・ハモンズ(アメリカ統一党)

フィル・コリンズ(禁酒党)

ダリオ・ハンター(進歩党)

 

第5回

ジェイド・シモンズ(ビカミング・ワン・ネイション)

ジョー・マクヒュー(無所属)

ジェロームセガール(パンとバラ)

 

第6回

ブレイク・ヒューバー(認定投票党)

カイル・ケンリー・コピッケ(独立アメリカ党)

マーク・チャールズ(無所属)

 

第7回

ジョセフ・キショア(社会主義平等党)
プリンセス・カディージャ・M・ジェイコブ=ファンブロ(無所属)
キャンサー・スコット(無所属)

 

 

 

 

プレジデント・R19・ボディー(President R19 Boddie)46歳

C.U.P.

https://i.gyazo.com/5e265b1d89f80caecb5f34522cf025bc.png

MEDIA AND AMERICAN POLITICSより

すでに大統領を意味する「President」を名乗っているプレジデント・R19・ボディー氏。R19とは新約聖書の「ヨハネの黙示録」19章(Revelation 19.)を意味し、今回の選挙は「アメリカとイスラエルを統一せよ」とする神の啓示に基づいて立候補を決めました。

ニューハンプシャー州での共和党の大統領候補予備選挙に立候補して72票を獲得するも指名は得られず、C.P.U.(詳細不明)からの立候補となりました。

13歳の時に網膜色素変性症を患い盲学校を出ており、過去にはホームレス出会った経験から、今回の選挙ではホームレスの根絶と健康保険の確立や、食糧・健康管理局の新設を訴えています。また、トランプ大統領は聖書に登場する怪物「リバイアサン」であるとして、アメリカ人に与えられた試練なのだと主張しています。

プレジデント氏(法的な手続きに則った正式な名前)は、2018年にラップ曲”One Stone”をリリースしています。

www.youtube.com

 

トム・ホフリング(Tom Hoefling)59歳

生命・自由・憲法(Life, Liberty, Constitution)

https://i.gyazo.com/995600fb930b051d90290644ab9a833e.png

ホフリング氏キャンペーンサイトより

伝統的結婚観の擁護や中絶の廃止、銃規制の撤廃など保守的な政治思想を持つホフリング氏は、2012年にアメリカ党(American Party)から、アメリカ独立党の指名も受け、大統領選挙に立候補。2014年にはアイオワ州知事選挙の共和党予備選挙に、2016年はアメリカ党と立憲党の候補として大統領選挙に再挑戦。2018年には上院議員選挙アイオワ州選挙区の共和党予備選挙に挑戦しています。
今回の選挙では生命・自由・憲法(Life, Liberty, Constitution)という政治団体から立候補しています。

 

ジョン・マイヤーズ(John R. Myers)

生命と自由(Life and Liberty)

https://i.gyazo.com/a85a745e27ac55b32fdf533c77a39a53.png

マイヤーズ氏キャンペーンサイトより

カウンセラーのマイヤーズ氏は2003年にアラスカ独立党に入党しのちに副議長まで勤めましたが、2010年に立憲党に鞍替えし、その地方組織であるアラスカ立憲党を設立、議長に就任しました。2014年にアラスカ州知事選挙に立憲党から立候補し、2.5%の得票を獲得。この選挙では、事前に3017筆の署名を集め、投票用紙に立憲党を掲載させることに成功しました。
2016年には下院議員選挙にアラスカ30区から立憲党公認で立候補。同年には副大統領候補として立憲党から立候補しています。
今回の選挙では全ての借金を帳消しにする徳政令の実施、戦争の反対などを主張しています。

 

---

その他の候補者は全部で33人。全員をこちらで紹介していきます。

転載希望のメディア様や「その他の候補者」関係の案件がありましたらTwitter @ichiro_jeffreyまでお願いいたします。

個人的なご支援はAmazon欲しいものリストから是非お願いいたします。