トランプ・バイデンだけじゃない!アメリカ大統領選挙"第3の候補者"紹介⑨

共和党のトランプ氏、民主党のバイデン氏以外にもたくさんいるけど、日本のメディアではなかなか紹介されないアメリカ大統領候補者について紹介してゆくシリーズの第9回。往年のプロレスラーや「自分には投票しないで」と呼びかける候補など。

 

第1回

ジョー・ヨルゲンセン(リバタリアン党)

ホーウィー・ホーキンス(アメリカ緑の党)

グロリア・ラ・リヴァ(社会主義解放党)

 

第2回

ロッキー・デ・ラ・フエンテ(同盟党)

ドン・ブランケンシップ(立憲党)

ブロック・ピアース(無所属)

 

第3回

カニエ・ウエスト(無所属)

ブライアン・キャロル(アメリカ連帯党)

アリソン・ケネディ(社会主義労働者党)

 

第4回

ビル・ハモンズ(アメリカ統一党)

フィル・コリンズ(禁酒党)

ダリオ・ハンター(進歩党)

 

第5回

ジェイド・シモンズ(ビカミング・ワン・ネイション)

ジョー・マクヒュー(無所属)

ジェロームセガール(パンとバラ)

 

第6回

ブレイク・ヒューバー(認定投票党)

カイル・ケンリー・コピッケ(独立アメリカ党)

マーク・チャールズ(無所属)

 

第7回

ジョセフ・キショア(社会主義平等党)
プリンセス・カディージャ・M・ジェイコブ=ファンブロ(無所属)
キャンサー・スコット(無所属)

 

第8回

プレジデント・R19・ボディー(C.U.P.)46歳
トム・ホフリング(生命・自由・憲法)59歳
ジョン・マイヤーズ(生命と自由)

 

 

 

リッキー・スー・キング(Ricki Sue King)

系譜学で家族史がわかる(Genealogy Know Your Family History)

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キング氏オフィシャルサイトより

系譜学者のキング氏はアイオワ州出身で初めての女性大統領候補とりして立候補しました。1904年にジャーナリストのジョージ・エドワード・タイラー氏(男性)が全国黒人民主同盟(National Negro Democratic League)から大統領選挙に立候補していますが、タイラー氏はアイオワ州で長く活動していましたが、出生地はアイオワ州ではなくアーカンソー州であったので、「出身」の定義次第ではキング氏は男女を通じて初めてのアイオワ出身の黒人大統領候補となります。この立候補そのものに意義があるとして、有権者には「票が無駄になるので自分には投票しないように」と呼びかけています。

 

 

サム・ティトル(Samm Tittle)

立憲党(Constitution Party)

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ティトル氏キャンペーンサイトより

立憲党は全国候補としてドランケンシップ氏を指名しましたが、ニューメキシコ州では予備選挙で4票獲得して勝利したサム・ティトル氏が立候補しています(ドランケンシップ氏は2票)。
ティトル氏は事務職や営業職、ウェイトレス、パラリーガルなど様々な職種を経験した人物です。


ジェシー・ベンチュラ(Jesse Ventura)69歳

アラスカ緑の党(Green Party of Alaska)

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ベンチュラ氏キャンペーンサイトより

1970年代から80年代にかけて「ザ・ボディ」のリングネームで活躍したベンチュラ氏は、引退後、俳優やラジオDJとして活動する中で政治に関心を寄せるようになり、1990年にミネソタ州ブルックリンパーク市の市長選挙に立候補して当選。1998年にはミネソタ独立党からミネソタ州知事選挙に立候補して当選して1期勤めました。
今回の選挙では皆保険や気候変動の防止、人種差別の撤廃、大麻の解禁などを訴えています。

 

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その他の候補者は全部で33人。全員をこちらで紹介していきます。

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