トランプ・バイデンだけじゃない!アメリカ大統領選挙"第3の候補者"紹介⑩
共和党のトランプ氏、民主党のバイデン氏以外にもたくさんいるけど、日本のメディアではなかなか紹介されないアメリカ大統領候補者について紹介してゆくシリーズの第10回。「茹でガエル党」の候補者などいよいよそれらしくなってきました。
ホーウィー・ホーキンス(アメリカ緑の党)
グロリア・ラ・リヴァ(社会主義解放党)
ロッキー・デ・ラ・フエンテ(同盟党)
ドン・ブランケンシップ(立憲党)
ブロック・ピアース(無所属)
ブライアン・キャロル(アメリカ連帯党)
ビル・ハモンズ(アメリカ統一党)
フィル・コリンズ(禁酒党)
ダリオ・ハンター(進歩党)
ジェイド・シモンズ(ビカミング・ワン・ネイション)
ジョー・マクヒュー(無所属)
ブレイク・ヒューバー(認定投票党)
カイル・ケンリー・コピッケ(独立アメリカ党)
マーク・チャールズ(無所属)
ジョセフ・キショア(社会主義平等党)
プリンセス・カディージャ・M・ジェイコブ=ファンブロ(無所属)
キャンサー・スコット(無所属)
プレジデント・R19・ボディー(C.U.P.)
トム・ホフリング(生命・自由・憲法)
ジョン・マイヤーズ(生命と自由)
リッキー・スー・キング(系譜学で家族史がわかる)
サム・ティトル(立憲党)
ジェシー・ベンチュラ(アラスカ緑の党)
クリストファー・ラフォンティーヌ(Christopher Lafontaine)
無所属
電気工事業者に勤めるラフォンティーヌ氏は、かつて国務省のテロ対策問題を請け負う仕事をしていました。
今回の選挙ではコロナウィルス感染拡大対策として、州ごとではなく連邦レベルの対策が必要であり、陽性者に対して個人の責任を追求しないようにすべきである、としています。また、教育改革に重きを置いており、初等・中等教育においては技術教育の拡充、高等教育においては授業料の減免などを訴えています。
ゲイリー・スウィング(Gary Swing)52歳
茹でガエル党(Boiling Frog Party)
スウィング氏下院議員選キャンペーンサイトより
スウィング氏は2012年に下院議員選挙に緑の党公認候補としてコロラド1区で立候補し、民主・共和・リバタリアン各党の候補者に次ぐ4位で当選。2014年には下院選コロラド6区から出馬して同じく4位。2016年には上院選にアリゾナから立候補。2016年には下院選アリゾナ7区から立候補して民主党候補に次ぐ2位で次点となっています。今回は大統領選挙と共に行われる下院選にコロラド2区から統一党(Unity Party)の公認として立候補しており、それと同時に独自の政治団体茹でガエル党(Boiling Frog Party)で大統領選挙にも立候補しています。
茹でガエル党としては両生類市民の団結を呼びかけ、温暖化対策や両生類の権利獲得、絶滅危惧種の保護、ペルーの屋台でミキサーにカエルをかけて作るカエルジュースの販売への反対、カエルの足をレストランで販売することの禁止などを訴えています。
H・ブルック・ペイジ(H. Brooke Paige)67歳
不機嫌な年老いた愛国者(Grumpy Old Patriots)
ペイジ氏は2012年に上院選バーモント州選挙区に共和党予備選挙に立候補して敗北。2014年にはバーモント州司法長官選挙と同州知事選挙に民主党の予備選挙に立候補していずれも次点に終わり、2016年もバーモント州司法長官選挙と州知事選挙の民主党予備選で次点。2018年にはバーモント州務長官選挙に共和党公認で立候補して落選。2020年も共和党公認でバーモント州務長官選挙と同州司法長官選挙に立候補していますが、同時に大統領選挙には独自の政治団体「不機嫌な年老いた愛国者」の代表として立候補しています。公式ページには州務長官選挙と司法長官選挙については述べられていますが、大統領選挙には言及がありません。
---
その他の候補者は全部で33人。全員をこちらで紹介していきます。
転載希望のメディア様や「その他の候補者」関係の案件がありましたらTwitter @ichiro_jeffreyまでお願いいたします。
個人的なご支援はAmazon欲しいものリストから是非お願いいたします。