連続インタビュー企画『#だから私は選挙に行かない』:ケース3〜Takashiさんの場合

#だから私は選挙に行かない

 

前口上

ケース1

ケース2

 

ケース3

30代前半/男性/近畿

Takashiさん(仮名)

 

ー 選挙権を得てから今までどれくらいの割合で投票に行っていますか?

Takashiさん:0です!一度も行った事はございません。

 

ー 毎回、行くことを検討しつつも行かないことに決めたのですか?それとも行かないことに決めていたのですか?

Takashiさん:前回までは関心はあるものの行く気がなく、今回は行こうとかなり思ったのに結局行けませんでした。しかし、行こうと本当に思えば行けたはずで、自分の中のあとひと押しが足りませんでした。

 

ー 今回は行こうと思ったのはなぜですか?

Takashiさん:いくつか理由がございまして、

・自分が思う、しっかり勉強している真面目に考えている友人が「どこに入れます?」と聞いてこられた事で、行かないことに後ろめたさを感じていた自分も調べて行こうかと考えたこと。

ツイッターなどで知人、友人、知らない方まで、政権批判や、意見を言いあって対立をしているのを見て、当事者感のようなものが芽生えてきたこと。

・韓国が嫌いになり(情報に振り回されているかもしれない自覚はある)政治にさらに関心を持ったこと、です。

ー 友人の方やインターネットの情報で意識を持つようになった、ということですね。
ご自身の普段の生活が政治とつながっている、という感覚はあまりないですか?

Takashiさん:実は、自分の普段の生活が政治と繋がっている実感が、ほぼ全くありません。

税金は上がるのですが、それでも「大いに不満だが仕方ない流れか。みんな一緒にして上がるんだし、仕方ない」のような感覚を持っているようです。

 

ー 今回、投票に行くかどうかを検討するにあたって、各候補者の演説を聞きましたか?また、候補者の政策をチェックしましたか?

Takashiさん:いえ、気になったといいながらも、チェックしなかったのです。

地域の方の演説や政策をチェックしませんでした。

理由は、ツイッターライブドアニュースなどでよく見る目立つ人にのみ注目して、地元の人が所詮末端じゃないかのような感覚を持ってしまっているのも理由になりそうです。

そんな末端の人を調べるより、目立つ人を見て、憤ったり、うわっと思ったりする方が刺激的だから、地域の人を調べるのが後になったのだと思います。

実際は地域の政治家の意見を調べていないので、もはや調べ方すら調べなかったとも言えます。

 

 

〜ケース3 以上

 

写真は本文とは関係ない、今日新宿で見かけたスローガン

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